昨日回れなかった地域に、コレラに対する注意喚起、塩素化させる液体を配布しに回る。車のスピーカーを使って、スタッフが地域に合わせて、マディ、アラビア語、スワヒリ語を操り、日本の「さおや~さおだけ~」的に地域を回る。これでほぼ全部のSettlementを回ったことになる。ディープなところにいくと、何も言わなくても、スピーカーを使っていると、住民は興味を示して集まってくる。特に子どもは走って集まってくる。しかも私のような非アフリカ人を見てしまった日には、大変です。というわけで、私は選挙キャンペーン中の車のようにずっとこどもたちに手を振っていました。
ところで、地域を全て回って気がついたのは、農作しているところはちゃんとやっているということ、地域によって衛生状態がちがう、こと。あと、牛をとても大事にすることで有名なスーダンのディンガ族の人にも初めてあった。噂どおりとても背が高く(2mくらいの男性がいた)、中には額に傷のような刺青を入れている人がいた。
みんなに手を振ってまわる皇族気分も途中までで、夕方から体温が上がり始めた。家に着いて調べると既に38.5度。この熱の上がり方、体の弱り方はマラリアです。ということで、すぐ薬を飲んでねる。